セキュリティへの取り組み

現場Hub は、工事会社の案件・見積・原価・報告書・写真といった、お客様の事業の根幹となる情報をお預かりするサービスです。お預かりした情報を安全に守ることは、私たちの最も基本的な責任だと考えています。このページでは、現場Hub が行っているセキュリティの取り組みをご説明します。

より詳細な資料(セキュリティホワイトペーパー、セキュリティチェックシートへの回答、認証書の写し)は、ご検討中・ご利用中のお客様に個別にご提供しています。担当営業またはお問い合わせ窓口までご連絡ください。

1. 第三者認証

認証状況
ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)2026年2月 取得。認証範囲は「工事会社向け業務管理ソフトウェアの開発・販売」
ISO/IEC 27017(クラウドサービスのセキュリティ)2027年1月の審査に向けて準備中

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に基づき、年 1 回の内部監査とマネジメントレビューを行い、取り組みを継続的に見直しています。

2. サービスの基盤とデータの保管場所

  • 現場Hub は Amazon Web Services(AWS)の東京リージョン上で稼働しています。
  • お客様のデータは日本国内で保管します。東京に加えて大阪リージョンにデータの複製を保持し、広域災害に備えています。
  • 本番環境は複数のデータセンター(アベイラビリティゾーン)にまたがる冗長構成で、単一のデータセンター障害では停止しない設計です。
  • 本番環境の構成はコードで管理し、変更はレビューを経て適用します。

3. お客様ごとのデータの分離

現場Hub は複数のお客様が同じ基盤を共有するクラウドサービスです。お客様の会社ごとの領域(Hub)を単位として、すべてのデータに所属を示す識別子を付け、他社のデータにはアクセスできないようにプログラムで制御しています。

協力会社との情報共有(案件の発注、予定の招待、写真の共有など)は、お客様同士が明示的に「つながる」操作をした範囲でのみ行われます。つながっていない会社の間では、データは一切共有されません。

4. 暗号化

  • 通信の暗号化: お客様の端末と現場Hub の間の通信は、すべて TLS 1.2 以上で暗号化します。
  • 保存データの暗号化: データベース・ファイルの保存領域は AES-256 で暗号化します。暗号鍵は AWS の鍵管理サービスで管理し、定期的に自動で更新します。
  • バックアップの暗号化: バックアップや複製も、保管先ごとの鍵で暗号化します。

5. ログインとアカウントの保護

お客様の情報を守る入口として、次の機能を提供しています。

  • パスキー(FIDO2 / WebAuthn): お使いの端末に保存した鍵と、端末のロック解除(生体認証や PIN)でログインする方式です。パスワードを入力しないため、偽サイトに入力してしまう形のフィッシングが成立しません。
  • 会社単位でのパスキー必須化: 管理者の設定で、会社の全メンバーにパスキーの登録を必須にできます。猶予期間や、緊急時に管理者が発行できる一時的なログイン手段も用意しています。すべてのお客様にご利用をおすすめしています。
  • 普段と異なる環境からのログインの通知: いつもと違う場所や端末からのログインが成功した場合、ご本人にメールでお知らせします。
  • 不正なログイン試行への対策: 連続して失敗したアカウントの一時ロック、同じ送信元からの大量の試行の遮断、不審なログインの自動判定を行います。
  • 権限の管理: 役割ごとの権限設定、添付ファイルの閲覧範囲の設定、協力会社メンバーの閲覧範囲の制限ができます。
  • 外部システムとの連携: 連携用の API キーは管理者だけが発行でき、いつでも無効化できます。
  • シングルサインオン(SAML SSO): お客様の ID 基盤(Microsoft Entra ID、Okta、Google Workspace など)でログインできる機能を、提供に向けて準備しています。

6. バックアップと災害対策

  • データベースは継続的にバックアップし、過去 35 日間の任意の時点に復元できます。
  • 日次のバックアップは、本番環境の運用権限では改変・削除できない保管領域に同じく 35 日間保持します。万一、本番環境が不正アクセスやランサムウェアの被害を受けても、バックアップが失われない構成です。
  • お客様がアップロードしたファイルは、誤って削除・上書きした場合に備えて過去の版を保持しています。
  • 大阪リージョンにデータベースとファイルの複製を保持し、東京リージョン全体の障害時にはそこから復旧します。
  • 年 1 回、障害を想定した復旧訓練を行い、手順を見直しています。
  • ご契約終了前にお申し出いただければ、当社所定の方法でお客様のデータをお渡しします。

7. 監視と脆弱性への対応

監視・検知

  • 不正アクセスの試み、設定の不備、クラウド基盤への重要な操作、認証の失敗やアクセス遮断の急増を自動で検知し、担当者に即時に通知します。通知は毎時・毎日・毎月の点検で人が確認し、判断と対応を記録しています。
  • Web アプリケーションファイアウォール(WAF)と DDoS 対策により、既知の攻撃パターンや大量のリクエストを遮断します。
  • アプリケーションの操作、認証、クラウド基盤の操作の記録を 1 年間保管し、万一の際に追跡できるようにしています。

脆弱性への対応

  • 利用しているライブラリやコンテナの脆弱性を継続的にスキャンし、重大なものは速やかに修正します。
  • すべてのコード変更に対して、AI と開発者によるレビューを行います。認証・権限・データベース・基盤に関わる変更は、必ず開発者がレビューします。
  • 定期的に自社でコード全体のセキュリティ点検を行うほか、第三者による脆弱性診断を年 1 回実施することを規程に定めています。

8. 現場Hub 社内でのお客様データの取り扱い

  • お客様のデータにアクセスできる社員は、障害対応やお客様からのご依頼への対応に必要な最小限の担当者に限っています。
  • 本番環境へのアクセス経路を一本化し、アクセスした記録と操作内容をすべて保存しています。

9. AI 機能でのデータの取り扱い

現場Hub の AI アシスタントは、案件・予定・帳票の検索や作成を手伝う、人と共に働く存在です。データを変更する操作の前には、必ず内容を提示して人の確認を取ります。

  • AI は、操作している本人が見られる範囲のデータだけを扱います。権限のない情報を AI 経由で見ることはできません。
  • AI の処理には Anthropic 社および OpenAI 社のモデルを利用しています。お客様のデータが AI モデルの学習に使われることはありません。
  • AI の提案や作成結果は、利用者が内容を確認して確定します(取り扱いの詳細は利用規約第10条の2をご覧ください)。
  • AI が行った変更は、変更履歴に AI による操作として記録され、後から確認できます。
  • 普段お使いの AI ツール(ChatGPT や Claude など)から現場Hub の情報を安全に呼び出せる仕組み(MCP: Model Context Protocol)も提供しています。接続はご本人が許可した範囲でのみ動作し、いつでも解除できます。

10. 利用している外部サービス

現場Hub の提供にあたり、次の外部サービスを利用しています。いずれも各社のセキュリティ基準と契約条件を確認したうえで利用しています。

サービス用途経由・保管するお客様の情報
Amazon Web Servicesサービス基盤(東京・大阪リージョン)お預かりするデータの保管基盤(暗号化して保管し、AWS がデータの内容を参照することはありません)
Anthropic / OpenAIAI 機能AI への依頼内容と、その処理に必要な範囲の業務データ
WorkOSシングルサインオン(準備中)ログインする利用者のメールアドレス・氏名
ImageFlux(さくらインターネット)画像のサムネイル生成アップロードされた画像
Sentryエラーの監視エラー発生時の技術情報(個人を特定する情報は送信しません)

11. 万一の際の対応

セキュリティ上の問題でお客様への影響がある場合は、担当営業またはサポート窓口から速やかにご連絡します。個人情報の漏えいのおそれがある場合は、個人情報保護委員会への報告と並行してお知らせします。

12. お問い合わせ

  • セキュリティに関するご質問、詳細資料のご請求: 担当営業またはサポート窓口
  • 現場Hub の脆弱性を発見された場合: security@gembahub.jp までご連絡ください。内容を確認のうえ、誠実に対応します。

本ページは、公開時点における現場Hub のセキュリティへの取り組みをご説明するものです。契約上の保証内容は、利用規約および個別の契約書に定めるところによります。

改訂履歴

日付内容
2026年10月22日初版

当社の情報セキュリティに関する基本的な考え方は情報セキュリティ方針をご覧ください。